生活指導主任の先生からは、感染防止対策について、 掲示板や作品作りの際の適切な表現について お話がありました。 2学期も手洗い、マスク着用をしっかり行いましょう。
令和3年9月1日
始業式校長講話
生徒の皆さん、おはようございます。
夏休みはどのように過ごしましたか。感染が拡大する中で、不自由な生活を強いられたかもしれません。その中でも、できることに時間を費やし、有意義に過ごせたことと思います。そして、元気そうな皆さんの姿がみられて何よりです。
今日は始業式ですので、2学期の目当てについてお話をするのですが、その前に、感染拡大を踏まえた今後の学校生活についてお話しします。
村立学校については、新島村の中においては、感染防止に努めながら、授業、学校行事、生徒会活動、部活動が通常に近い形で行えるようにしていきます。具体的な感染防止策については、この後の生活指導主任の先生からお話があります。また、きょうお配りするお便りをみてください。私からは3点お話をします。
① 朝の健康観察カードの記入を引き続きお願いします。その際、37度以上の発熱や風の症状がみられるときは登校せず、自宅で休養してください。 また、今日から行っていますが、登校したら校舎の外で健康観察カードの確認を行い、場合によっては再検温をします。発熱や、風邪の症状がみられる場合は、帰宅して安静にしてもらいます。この対応は、当面行っていきます。
② 現在、新島中学校では感染者の報告はありません。ワクチン接種を済ませた人もいると思いますが、決して油断しないこと。感染防止策をしかり守ってください。
今後もし、新島中学校で感染者が出た場合は、学級閉鎖などの措置が行われる可能性があります。でも、どんなに気を付けていても、誰もが感染の可能性があります。また、ワクチン接種をしたくてもできない人もいます。これらのことで絶対に差別や偏見を持たないこと。よろしくお願いします。
③ 次に、当面の行事です。
〇 9月4日の土曜授業は道徳授業地区公開講座は中止して、公開はせず普通の授業となります。
〇 中高運動会ですが、地区音楽会と同じように学校別の分散開催となります。詳しいことについては、今後お知らせします。
〇 3年生の修学旅行ですが、11月に再延期とします。これも詳しいことについては、今後お知らせします。
〇 部活動は、新島村の中では活動できますが、当面内地に出向いての大会には参加できません。
生徒の皆さんには、不自由な生活を強いることになりますが、その中でもできることはたくさんあります。そこに集中して2学期を過ごしていきましょう。
さて、始業式のお話ですが、この鉢植えの花を通してお話しします。いつも玄関のところに置いてある鉢植えですが、これは日々草(にちにちそう)という花で、日々花が咲くことからこの名前が付きました。
この日日草は、平成31年の4月6日に私が種をまきました。3年生が入学する前日です。あれから2年以上たち、このように成長しています。3年生の皆さんも成長しています。
私は時々、「失敗を恐れず何ごとにも挑戦してみましょう」という話をしてきました。失敗も大切な経験です。お相撲さんの大会、大相撲で負けることを「土が付く」といいますが、この花の種も土がついて初めて芽を出します。もちろん水も必要です。この水は、お相撲さんの場合、汗と涙のようなものです。お相撲さんも、負けた悔しさに涙を流し、汗を流して稽古に励み強くなります。
これは、お相撲さんだけでなく、植物の種も、そして私たち人間の可能性も同じです。
この2学期、大変なことがあるかもしれませんが、勇気をもってチャレンジしてみましょう。チャレンジしなければ、いつまでも芽を出さない種のままで終わってしまいます。
ところで、この日々草の花言葉は何だと思いますか
日々草は、次から次へと花が咲くことから、花言葉には「楽しい思い出」、「若い友情」などがあります。
私がこの日々草の種をまいたのも、中学生の皆さんが、中学校生活を通して楽しい思い出をたくさん作り、友情を育んでほしいという願いがあったからです。
特に3年生は残り少ない学校生活の中、受験という試練を迎えます。友情を大切に、この試練を乗り越え、楽しい思い出を作っていってほしいと思います。
1,2年生は、3年生から伝統を受け継ぎ、これからの新島中学校は私たちが支えていくんだという意識をもって日々の学校生活に取り組んでください。3年生に比べたら時間はいっぱいあります。多くの経験を通して、成長していってください。
みなさんの2学期の学校生活が充実したものになることを願い、始業式の言葉とします。おわります。
|