2022年3月25日金曜日

修了式・離任式

  本日1時間目に修了式が行われ、令和3年度の教育課程が全て終了となりました。代表生徒が校長先生から修了証を受け取り、生徒たちは新学年に向けて心構えができたと思います。学級委員が「学級の反省」を読み上げる際は、クラス全員が自分のこととして、しっかりと学級委員を見て話を聞いている姿が印象的でした。

修了証書授与

学級の反省

 4時間目の離任式では、新島中学校を離任される4人の先生方と最後の時間を過ごしました。感謝の手紙には、先生との思い出がたくさん詰まっていました。一緒に過ごした時間を力に変えて、よりよい新島中学校を築いていきましょう。先生方からの暖かい言葉、ありがとうございました。最後は、恒例の花道をつくり、笑顔でお別れのあいさつをしました。

感謝の手紙と記念品

卒業生も離任式に参加してくれました。

暖かい式でした。


恒例の花道

最後は笑顔で


令和4年3月25日

修了式 講話

  生徒の皆さん、先日の卒業式では、在校生としてとても立派でした。卒業生を気持ちよく送り出すことができ、何よりです。皆さんの成長をとても頼もしく思います。

 みなさんは、4月になると学年が一つずつ上がります。入学式では、新入生を気持ちよく迎えてください。そして、2年生という中堅学年として、3年生という最高学年として、さらに大きく成長していってほしいと思います。卒業生が残してくださった伝統を基に、新入生とともに新しい新中を創っていってください。

  皆さんはこの1年間とても大きく成長しました。それは授業中の積極的な取り組みを見ても、行事などの活躍を見ても、皆さんの成長の様子が実感できます。この1年間、本当によく頑張りましたね。そして大きく成長しました。

 皆さんは、入学した時からずっとコロナ禍の影響を受けてきました。学校生活が不自由になってしまいました。これは受け入れざるを得ませんでした。

その上で、皆さんは、できることに集中してくれました。先日の3年生に感謝の気持ちを込めたスポーツ大会と3年生の3年間の写真紹介。素晴らしかったです。皆さんが入学してからずっと感染症という不自由さを受け入れて、その中で、何度か生徒会レクを経験し、そして先日の素晴らしいスポーツ大会につなげてくれました。

 このような皆さんの頑張りを見ていて、次のような言葉を思い出しました。それは、

 「宿命を受け入れて運命を切り拓く」という言葉です。

宿命という漢字はどう書きますか。掌に書いてみてください。命を宿すと書きますね。元々は生まれ持ってきたものという意味です。生まれる時代や場所で自分では選べませんね。このように宿命とは変えることは難しく、受け入れるしかないと思います。

 一方で、運命という漢字を掌に書いてください。命を運ぶと書きますね。これは、自分で変えることができます。自分次第で運命を切り開いていくことができます。

 先ほどお話しした、コロナ禍という自分たちではどうしようもない宿命を受け入れて、その中で新中の生徒としてできることを頑張り、学校生活をよくしてくれました。まさにこのことが新中生としての運命を切り開いていくということです。

 人と人との偶然の出会いも、偶然であれば自分では選べないので宿命といえるかもしれません。でも、その人たちとどのように人間関係を作っていくかで運命が分かれてきます。どのような宿命であっても、努力と工夫次第で運命は変えられるのです。

  宿命を受け入れ、それを前向きにとらえ、運命を切り拓いていってください。みなさんのこれからの学校生活がより充実したものになるよう、願っています。

2022年3月18日金曜日

第75回卒業式

  本日、第75回卒業式が行われ、19名の生徒が無事新島中学校を卒業していきました。この3年間、生徒たちは様々な壁にぶつかりましたが、友達、保護者、先生方などと力を合わせて乗り越えることができました。来週からは3年生の元気な声が聞こえないのかと思うと寂しいです。新中1・2年生と教職員一同、3年生の皆さんのことをずっと応援しています!

3年生の教室は、担任の先生からのメッセージと3年間の写真でいっぱいになりました。


祝電もたくさん届きました。送っていただいた皆様、ありがとうございました。

1・2年生で3年生教室を飾りつけました。

3年間の思いが込められた、立派な答辞でした。

3年生の今年の合唱は「正解」です。3年生の歌は迫力があります。
式の最後は全校合唱「群青」を歌いました。

校内に1・2年生と教職員より、3年生へのお祝いメッセージを掲示しました。
3年生から1・2年生へのメッセージも掲示されています。3年生ありがとうございます!1・2年生の皆さんは週明けに登校したら、ぜひ見てください。



 

令和3年度 東京都新島村立新島中学校 式辞

 

 本日は、新島村村長、青沼 邦和(あおぬま くにかず)様をはじめ、ご来賓、保護者の皆様に御臨席いただき、第75回卒業式を挙行できますこと、大変うれしく思います。本日19名の卒業生が新島中学校を巣立ちます。きょうの佳き日が迎えられますのも、皆様方のご支援のお陰と存じます。高いところからではございますが、厚く御礼を申し上げます。 

   保護者の皆さま、お子さまのご卒業、誠におめでとうございます。これまで惜しみない愛情を注いでこられ、お子さまは義務教育すべての課程を修了し、立派な成長を遂げられました。その晴れの姿をご覧になり、お喜びも一入のことと拝察いたします。心よりお祝い申し上げます。                        

  卒業生の皆さん。ご卒業おめでとうございます。みなさんは、2年以上にわたるコロナ禍において様々な制約がある中、できることに集中して取り組んできました。特に今年度は最上級生として、在校生のお手本となり、「明るく、正しく、強く生きる」という新島中学校の伝統を受け継いでくれました。 

 このようにみなさんは立派な成長を遂げました。先ほどお渡しした卒業証書はその印です。この卒業証書には、みなさんにとって大切なことが書かれています。そっと開いてみてください。 

 どうぞ・・・。生年月日、お名前、そして中学校の全課程を修了したことを証するということが書かれていますね。このことについてお話しします。では、そっと卒業証書を閉じてください。 

 まず、皆さんの生年月日です。15年前にみなさんは、この世に誕生しました。ご両親は皆さんの誕生を大変心待ちにし、喜んでくれました。人間の子供は誕生から約3か月は一人では何もできない状態で生まれてきます。その間、ご両親はつきっきりで育ててくれました。みなさんは、当然記憶にはありませんが、この3か月の間に受けた無償の愛情があるからこそ、その後、1歳、2歳と健やかに成長し、今の自分がいるということを忘れてはなりません。  

  次に、皆さんのお名前です。今お話しした通り、ご両親からの最初の贈り物は命です。そして、2番目の贈り物は皆さんのお名前です。数日前に証書に書かれた皆さんのお名前を一人一人確認しました。名前を付けてくださった方の様々な思いが皆さんの名前に込められています。でも、皆さんのお名前に共通していることは、幸せを願ってつけてくれたことです。一人一人のお名前が違うように、幸せの在り方は一人一人違うものです。人と比べる幸せではなく、自分なりの幸せを見出してください。 

 では、「中学校の全課程を修了したことを証する」という意味についてお話しします。この全課程とは何でしょうか。中学校で学ぶべき全てのことがらです。たくさんあります。でも、その中で一番多くの時間をかけて皆さんが学んできたのは教科の学習です。つまり学力です。

  学力は皆さんの可能性と将来の選択肢を広げてくれる大切なものです。高校や大学など上の学校に進んでもそれは同じです。これからはもっと専門的な勉強になりますが、目標をもってしっかり取り組んでいってほしいと思います。 

 一方で、みなさんは教科の学習以外にもたくさんのことを学んできました。学級活動、行事、生徒会活動、部活動などです。思い出してみてください・・・

 楽しかったこと、苦しかったこと、成功したこと、失敗したこと、友達との関り、助け合い、時には喧嘩をしたこともあったかもしれません。それら、すべての経験を含めたものが中学校の全課程なのです。これらの経験は学力とは違い、点数では表せません。また、正解となる模範解答もありません。でも、大人になるための大切な経験です。

  皆さんは、これらの経験を通して、人の喜びを自分のこととして喜び、また、人の悲しみを自分のこととして悲しむ、そういうことができるように成長してきました。これは、人として一番大切なことです。 

 そして、このような心の成長があればこそ、先ほど言った学力が活きてきます。学力によって高めた自分の可能性を、自分だけのためではなく、周囲の人のため、新島のため、そして広く社会のために役立てていくことが大切です。このように豊かな心に支えられた学力こそが本当の生きた学力でなのです。 

 みなさんは、今お話ししたことをこの3年間、経験を通して学んできました。このことが、卒業証書に記されている「中学校の全課程を修了したことを証する」の意味となります。

  結びになりますが、卒業証書の左上に番号が記されています。それは新島中学校の最初の卒業生から数えて、皆さん一人一人にその番号が付されたものです。それだけ多くの卒業生がいるのです。これまでの卒業生が築いてくださった伝統の上に、皆さんが新島中学校で学び、さらにその伝統を後輩たちに繋いてくれました。

  19名の卒業生の皆さんが、伝統ある新島中学校の卒業生であることに誇りを持ち、幸せな人生を歩んでくれることを願い、卒業式式辞といたします。

 

令和4年3月18日 東京都新島村立新島中学校 校長 石川 鋭一郎



2022年3月15日火曜日

3年生奉仕活動

  3年生は、本日3・4時間目を使って奉仕活動をしています。3年間お世話になった校舎に感謝の気持ちを込めながら、細かい所まで丁寧に磨き上げました。この教室で、このメンバーで過ごすのもあと3日です。

窓の汚れも隅々まで取りました。

一見白い壁ですが、よく見ると汚れていることに気付きました。

これで残り3日間、気持ちよく過ごせますね。

2022年3月14日月曜日

全校朝礼

  今週は全校朝礼から始まりました。今日で3年生は中学校生活最後の全校朝礼です。校長先生からのお話にあったように、3年生が残してくれたのものを1、2年生でしっかり引き継いでいきましょう。

校長先生のお話

クリーン活動が表彰されました!

卒業式へ向けて、生活指導主任の先生からのお話

各種表彰の様子。1年生大根袋栽培コンテスト受賞おめでとうございます!




令和4年3月14日

朝礼講話 

 生徒の皆さん、おはようございます。

 今日の全校朝礼は、令和3年度としては最後になります。今日のお話ですが、東京オリンピック・パラリンピックのレガシーについてお話しします。

 はじめにレガシーとは何かについてお話しします。このレガシーとはこれからも大切に受け継いでいってほしいことがらのことです。

皆さんはこれまで小学校時代から何年もかけてオリンピック・パラリンピック教育を受けてきました。ゲストティーチャーをお呼びしたり、パラリンピックスポーツを体験したりしましたね。これらの活動を通して皆さんは、スポーツに親しむこと、障害のある方々への理解、世界の国々の方との交流を通した国際理解、日本の良さと誇りの再確認、ボランティアの心を育むことに取り組んできました。これらすべてが、オリンピック・パラリンピック教育のレガシーとなります。

 来年度からは、オリンピック・パラリンピック教育はなくなりますが、このレガシーは受け継いでいってほしいと思います。でも、たくさんありますね。そこで、この中から、ボランティアの心と国際理解についてこれからもレガシーとして受け継いでいくことにしました。

 具体的には、クリーン活動、浜清掃です。今年度と昨年度は感染症と熱中症予防のため中止となりましたが、これまで新島中学校では新島小学校と一緒にクリーン活動を行ってきましたね。

でも、浜清掃はボランティアということは分かりますが、国際理解とどう関係するのでしょうか・・・

これは、プラごみを見れば分かりますね。新島に流れる着くプラごみには外国からのものもたくさんあります。逆に言うと、日本で捨てられてしまったプラごみは黒潮に乗って別の外国に流れ着きます。世界は海を通してつながっています。

 これは最近の新聞記事ですが、プラごみを海外に輸出して、その処理を現地の方にお願いしているという記事です。しかし、そのために現地の方の健康に悪影響をもたらすとともに、処理し切れなかったゴミが海に流されてしまっているという内容です。日本もプラごみを輸出している国です。

 クリーン活動により、海を通して世界はつながり、このような問題にも目を向けてほしいと思います。逆に海を通して世界の人々が幸せになれるよう、そんな気持ちをもってクリーン活動に臨んでほしいと思います。

  ここで表彰があります。新島中学校は、これまでずっと小学生のお手本になりながら、クリーン活動、浜清掃を行ってきたことが認められ、国土交通省より表彰状と記念品が贈られてきました。

 ただしこれは、令和元年度、今の3年生が1年生の時までの活動に対して、令和2年度に表彰が内定し、本年度実際に表彰状が届いたものです。

 ここ2年間は、浜清掃が中止となっていたため、皆さんにとってはぴんと来ないかもしれませんが、皆さんは、小学校の時も含めてこれまでの浜清掃の取組が認められたということで理解してください。

 そして、令和4年度は、是非新島小学校と一緒に、小学生のお手本となり浜清掃に取り組んでいってください。

 終わります。

 






2022年3月11日金曜日

3.11を忘れない

 今日は、東日本大震災で被災された方々への黙祷をしてから1日が始まりました。今年で震災から11年となります。あの日のことを忘れず一人一人が命を守ることができるように、道徳や安全指導、避難訓練などで引き続き学習をしていきます。
1分間黙祷を行いました。

スポーツ大会

  10日(木)の5・6時間目に全校生徒でスポーツ大会を行いました。教職員も入って「ドッヂボール」と「ケイドロ」を行い、楽しく汗を流しました!このメンバーでできる最後のレクということで、閉会式では1・2年生が作った思い出ムービーを流し、3年生へ今までの感謝の気持ちを伝えることができました。今まで学校全体を盛り上げてくれた3年生、あと少しで卒業かと思うと寂しいです。

 ここまで企画・準備・当日の運営をしてくれた1・2年生の皆さん、ありがとうございました!素敵な思い出ができました。

みんなでやるドッヂボール、久しぶりですね!

先生対3年生のドッヂボール、先生完敗です!3年生強かったです。

ケイドロは3試合行いました。みんな足が速くて追いつけません。

最後に思い出ムービーをみんなで鑑賞しました。

2022年3月10日木曜日

3年生調理実習 お弁当

 3年生は本日1・2時間目に調理実習を行いました。各班で作ったのは鮮やかな色どりのお弁当です。みんなで協力しながら、手際よくお弁当を作ることができていました。中学校を卒業すると給食ではなくなるので、自分でお弁当を作っても良いですね!

きんぴら、卵焼き、ジャーマンポテト、スイートポテトなど…メニューも様々です!


卵焼きをハートの形にしていました!素敵です。

完成したお弁当は、みんなで外で食べました。黙食ですが、みんなで食べると楽しいですね。

2022年3月9日水曜日

3年生 卒業式に向けて

  毎日卒業式に向けて各学年で様々な準備が進んでいます。本日5時間目には、3年生は昨年度の卒業式の動画を見ながら、自分たちがどのように卒業証書を受け取るのかを確認しました。来週の卒業式に向けて、気持ちを高めていきましょう。

プリントと動画で、卒業生の動きを見ています。

2022年3月7日月曜日

生徒朝礼

  今週は生徒朝礼から始まりました。3年生と過ごす期間も残りわずかです。たくさんの良いところを吸収できると良いですね。10日のレクでもたくさんの思い出を作りましょう!

生徒会の進行も、成長しています!

3年生各種委員会委員長より、お礼の言葉。心がこもっていました!

表彰もありました。おめでとうございます!






卒業式へ向けた合唱練習

  今日の新中タイムから、卒業式へ向けた合唱練習が始まりました!今日は男声と女声でパート練習を行いました。3年生とできる最後の行事です。思いを込めて歌いましょう。

男声パート、大きな声が出ていました!

女声パート、高音ですがきれいに歌っていました!

2022年3月1日火曜日

バドミントン

  今日から保健体育はバドミントンが始まりました。ダブルスでは、ペアで力を合わせて様々な戦略を練り、試合をすることができていました!

シングルス対ダブルス、良い勝負でした!


スマッシュがきれいに決まりました!

健康診断が始まっています。

 春の健康診断が始まっています。実は、この健康診断、世界的に見てみると学校で全員の生徒が無料で健康診断を受けることができるというのは珍しいようです。健康診断の目的は、スクリーニングです。スクリーニングとは、全体の中から 疾病に罹患している可能性が高いのかそうでないのかをふるいわけ...