令和元年9月2日
始業式 講話
生徒の皆さん、おはようございます。夏休みは、どのように過ごしましたか。いろいろな経験を通して、有意義に過ごせたことと思います。さて、今日から2学期が始まります。そこで、2学期に是非心がけて欲しいことをお話しします。
それは、人を思いやる言葉についてです。
まずは、「おはようございます」、「こんにちは」、「さようなら」などのあいさつです。これは、日頃から皆さんも心がけていますね。皆さんのいいところは、このあいさつに笑顔が添えられることです。
夏休み中でも、地域でときどき新中生と出会いましたが、みなさん笑顔であいさつしてくれました。とても気持ち良かったです。
同じ「おはようございます」のあいさつも、眠たそうな顔であいさつするよりも、笑顔の方がお互い気持ち良く過ごせますよね。
では、次は、この3つの言葉です。より良い人間関係をつくっていく上でとても大切なことです。心ある人になるための「心」です。
◯「ありがとう」
人に何かをしてもらったら、その場で感謝の気持ちを伝えるようにしましょう。
◯「ごめんなさい」
学校は間違ってもいいところです。でも、人に迷惑をかけたときは、ごめんなさいといいましょう。
◯「どうしたの」
誰かが困っていたら、声を掛けましょう。その一言でその人は救われます。
この3つの言葉、そう言う場面になったとき、すぐに言えることが大切です。言うのが遅すぎると、せっかくの気持ちも伝わらなくなってしまいます。
先程の、あいさつのことばも、そしてこの3つ 「ありがとう」、「ごめんなさい」、「どうしたの」のことばに共通していることは、相手を思いやる言葉であることです。そして、もう一つ共通点があります。何だと思いますか。
それは、どれもたった1秒で言える言葉です。1秒1秒の思いやりの気持ちの積み重ねが、お互いの信頼となり、良い人間関係が結ばれます。ぜひ、心がけてください。
終わります。