2019年7月1日月曜日

全校朝礼 こんなお話をしました


令和元年7月1日

朝礼講話

 

おはようございます。

7月ですね、7月といえば七夕、七夕と言えば、お星様ですね。そこできょうは、お星さまの話をします。今から音楽をかけます。目をつぶって私の話を聞いてください。

 

音楽 ♪ 星に願いを

みなさんは今、一人、真夜中の羽伏浦海岸に来ています。砂浜の上に寝そべり満天の星空を眺めています。その時、スゥゥ-と流れ星が光りました。

あたなは、こうつぶやきます。「あ、願い事・・・、あ~消えちゃった、流れ星が光っている間に願い事を3回唱えると、その願いが叶うって誰かが言っていたっけ。でも、そんなの本当かな。だいたい、ほんの一瞬光っている間に3回も願い事を言うなんて無理だよ。」

その時、あなたは自宅の布団の上で夢から目が覚めました。そっと目を開けてください。

 みなさんは、流れ星が光っている間に願い事を3回唱えると、その願いが叶うということを信じますか。信じるか、信じないか双方の立場で道徳の時間で議論してみるといいですね。きょうは、時間がないので、私は「信じる」という立場でお話しします。

 

まず、流れ星が光っている間に願い事を3回唱えるには次の2つの条件が必要です。

1 流れ星が光っている時間はおよそ1秒、この時間内に願い事を3回唱えるには願い事を簡単なキーワードにしておくことが必要です。プロのサーファーになりたい夢であれば、「サーフ、サーフ、サーフ」のように。

2 次に流れ星が光った瞬間、このキーワードを即座に言えるようにしておくことです。そのためには、つねに自分の願い事を意識しておくことです。意識し続けるには実際に夢に向かって努力していかなければ忘れてしまいます。

 

そうですね、目標をキーワードにして、それを常に意識し続けるように努力している人
は、きっと夢に近づいていますね。

え、でもそれじゃ、別に流れ星に願い事を唱えなくてもいいじゃないかという疑問が出てきます。そこなんです、大事なのは。確かに努力すれば夢に近づけます。でも、世の中そんなに甘くありません。時には、くじけそうになります。そんな時、きっと流れ星はあなたにその困難を乗り越える勇気を与えてくれます。だから私は、流れ星が光っている間に願い事を3回唱えられる人は、願い事が叶うと思います。
 
 では、実験してみましょう。いまから1秒間の間に、皆さんの願い事を2~3文字のキーワードにして唱えてください。このテニスボールを流れ星とします。それを2階から落とします。高さは約5メートルです。この地球上の引力では、最初の1秒間で4.9m落下します。ですから、テニスボールが落下するまでに1秒かかります。その間に、願い事をキーワードで唱えてみてください。  

 きょうは、静かな雰囲気でお話ししました。学校も公共施設です。住民センターで過ごすときと同じように、お互い静かな中で学校生活が送れるよう、お願いします。





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