2/13(木)の避難訓練は、いきいき広場までの避難と防災給食訓練を実施しました。
まず初めに、モヤイラウンジに集合し、令和6年能登半島地震発生後の避難所の様子や食事についての動画を見ました。災害発生時、中学生に何ができるかを考えました。
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真剣に視聴しています |
次は、給食訓練です。炊飯器を使わずに、ご飯を炊いておにぎりを作ります。
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耐熱ポリ袋に米0.5合と水100mlを入れます |
ここで地震発生(訓練)です。安全確保後、いきいき広場に避難しました。学校に戻ってきて、給食訓練再開です。
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家庭科室で米を鍋に入れます |
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お湯が沸騰した鍋底に皿を置いて炊飯するのがポイント |
炊飯をしている約20分の間、再び令和6年度能登半島地震の避難所の動画を見ました。主に避難所での食事がどうなっているのかを、時系列に見ていきました。食事の調達に苦労する場面なども記録されており、胸が苦しくなりました。温かい食事をとれることがどんなに有難いことかと。
その後、新島村防災計画に沿って、災害が発生したらどのような「炊き出し」があるのかを栄養士の方が詳しく教えてくださいました。講義中
「自衛隊による炊き出しでも、レシピと食材は村が用意する」という説明を聞き驚きました。
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「自衛隊による炊き出しでも、レシピと食材は村が用意する」 |
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伊豆諸島の栄養士作成 避難所での炊き出しメニュー1週間分 |
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保存がきく缶ミルクの説明中
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そのほか、避難所での食事で気を付けること(衛生面、栄養、食物アレルギー、高齢者や小さな子供達が食べられるもの)について考えている間に炊飯が終わり、いよいよおにぎり作りです。
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うまく炊けたかな? |
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おにぎりは三角形が並べやすい |
今日の給食訓練ではどのような点に気を付けて「炊き出し」で行動したらいいのかを考える貴重な機会となりました。
新島村は4割程度が高齢者の方々で中高生の力は災害時に大きな力になるという事実を再確認し自分に何ができるのか考えるよい訓練ができました。
「災害はいつやってくるか分からない」を胸に刻んで日頃から備えていきましょう。
PS. 家に持ち帰ったおにぎりはどんな味でしたか。