2018年7月5日木曜日

2年英語 特別授業 

 7月2日(月)の2年生の英語の授業でMarcio Akira Couceiro氏をお招きし、カポエイラについて学び、体験をしました。授業の内容を紹介したいと思います。

About Marcio(マルシオ先生について)
ブラジル・リオデジャネイロ生まれ。
2002年に千葉大学院に留学。
現在ブラジル北部、ロマイラ州在住。ブラジル・ロマイラ連邦大学で園芸の教授、カポエイラスクールも経営。
 

About Capoeira(カポエイラについて)
カポエイラはなに?
一言では言えない。芸術でもあり、運動でもあり、遊びでもあり、自己表現の場でもある。(格闘技でもあるし、音楽もなければ成り立たない)
ブラジル先住民、ヨーロッパからの移民、アフリカからの奴隷の文化が融合してできたもの。
最初は娯楽から始まったのか、護身術として始まったのかは定かではない。
黒人文化を抑圧するため、19世紀初頭に禁止される。
20世紀になってからブラジル特有の文化として復活。多様な文化を受け入れ、教育と社会参加のきっかけになる。
2014年に無形文化財に指定
-ビデオ上映-
質問:
Q1:決まった踊り?それとも自由?
A:練習では決まった動きを練習するけど、本番は完全に自由。
Q2:勝ち負けはある?
A:本来はない。
Q3:何人でやる?
A:決まっていない。2人から50人以上
Q4:どのぐらいの時間?
A:決まっていない。突発的に始まったり、あきたり、疲れたりしたら自然に終わる。長い時は数時間続く
Q5:けがはしないの?
A:20年以上やっているけど、けがはしたことがない。
Q6:接触はOK?
A:決まりはないけど、相手をけがさせてはいけない。相手を尊敬して、相手の能力に合わせる。興奮して危なくなりそうなときは、音楽隊が音楽と歌を使って落ち着かせたり、何となく危なそうな人を輪から追い出す。危ない行為は許されない。
練習:
基本な動きは「ジンガ」
基本の蹴りと避け
デモンストレーション:
輪になって、手拍子とパンデイロ(楽器)でリズムを作る
その輪の中に二人ずつ入り、披露する。
最後は握手かハグ


 初めての体験にも関わらず、生徒たちは見よう見まねで上手にできていました。カポエイラ、ブラジルの文化を知る大変貴重な経験となりました。マルシオ先生ご家族、ありがとうございました!




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